パパが焼いたパンを
少しもらって食べた。
あれはおいしい。
大好きだ。
コジュケイ
ヤマドリ
モモンガ
や〜い!
今日は誰もいないや。
太陽が少し高くなった。
森が少し明るくなった。
山が少しふくらんだ。
大きな木が生えているし
大きな岩もある。
水もきれいだ。
ここにしよう。
僕についておいで。
すぐそこだからさ。
ジャキーあげるよ。
コーヒーもあるよ。
白い人が通った道は
山の間の細い道。
月がちょうど真上に来ると
空から星がふってくる。
太陽が真上に来ると
光の球がおりてくる。
サンタさんよりパパが好き。
パパよりママが好き。
ママより
ああ早く来ないかなあ。
ぼくの恋人。
ここを少し降りると滝がある。
ひょいと上がると橋がある。
道を下ると家がある。
そこがぼくんちだ。
ジャーキーもらった。
煮干しを食べた。
水も飲んだ。
夜は長い。
ここにはもうお日さまは来ない。
春になるまでずっと日陰だ。
土がコチコチになるのは
もうすぐだ。
ポキポキ
あっちにもいっぱい落ちてたよ。
そう、もういいの。
じゃあ帰ろう。